2017.1.13 キュウソネコカミ

今年最初のライブは、キュウソネコカミ@福岡DRUM LOGOSでした。

キュウソネコカミのライブは、毎回とにかく楽しくて、行くと元気になれます。

周り若い子ばっかりだけど。

「高校最後のライブだねー」とかいう会話も聞こえてきますけれども。

うっかりすると、娘でも有り得るような子たちに囲まれて、がんばってきました。


今回は、まあまあ番号がよくて、キャパ1000人程度の箱で、200番くらいだったので、調子乗って最前ブロックに行ってしまい、始まった瞬間、圧死しそうになりました。最後まで乗り切れるか不安でしたが、とりあえず生還できてよかったです。

ギュウギュウになりすぎて、手も挙げられないときもあったけど。

セイヤくんが曲の途中で客の上を歩くので、そのあたりにいたいなーと思ってて、一時期はいい場所に行けたけど、結局流されに流されて、最終的には結構離れてしまい残念。。。

そして流された先でモッシュにも巻き込まれて、逃げようとしたけどスペースがなくて、結局モッシュに混ざっちゃったりもして、なかなか楽しんだと思います。

メンバーがほんとにニコニコしてて、いつも楽しそうなので、とてもハッピーな気持ちになるし、今回は近かったので、「目が合った!」と思うことも度々。

キュウソのメンバーは、結構がっつり客と目を合わせてくれるので、他のライブだと「目が合った!」と思いつつ、(まぁ、そんな幸せな勘違いもいいじゃないか)という気持ちなのですが、キュウソに関しては、ほんとに見てくれてると思えるので、更に幸せ。

新曲も聴けたし、キュウソで一番好きな曲も聴けたし、またがんばろうと思えて、今年初ライブがキュウソでよかったです。(2日経っても筋肉痛で身体が痛い)


『DMCC REAL ONEMAN TOUR 2016-2017〜ボロボロバキバキ クルットゥ!ツアー〜』

2017.1.13@福岡DRUM LOGOS

【セトリ】

サギグラファー

良いDJ

ファントムバイブレーション

ヤブ医者

FABYOOOOO!!!!!

泣くな親父

カワイイだけ

記憶にございません

KMDT25

貧困ビジネス

What's your name?

KMTR645

冬幻狂

MEGA SHAKE IT !

OS

こみゅ力

DQNなりたい、40代で死にたい

ハッピーポンコツ

何も無い休日

わかってんだよ

【アンコール】

俺は地球

お願いシェンロン

ビビった

2016年が終わる

ブログなんて、たぶん10年以上書いてなくて、基本的に語彙力なくて、ライブや芝居や映画が好きなくせに、だいたいのことは「すごかった」「面白かった」「楽しかった」「かっこよかった」とかの感想しか言えない人間だし、細かい内容とかはすぐ忘れちゃうので、作ったところで、たいしたことは今後も書かないことはわかってる。

でも、今年のことは、自分の気持ちは、ちゃんと何か自分の言葉で残しておきたい、と思った。


2016年は、私の人生の中で、ほんとにスーパーに最高な1年だった。

こんなことが起こるなんて、1年前は想像もしてなかった。

去年の秋くらいから、仕事がどんどん辛くなってきて、精神的にも体力的にも苦しかった。

年末の吉井武道館も諦めざるをえなくて、悔しい思いもした。

そんな中、2016年1月8日を迎えた。

THE YELLOW MONKEYの再集結。

Twitter上で数日前からみんなざわざわしてはいたけど、いや、でも、そんなこと、あるかなぁ、どうかなぁ、全然違うことかもよ?と、心に予防線を張り、あんまり考えすぎないようにしていた。

でも、それでも、内心そうだったらいいのに、と思っていたことが、しかも大きなツアーまで決まった状態で発表になり、これで、生きていける理由ができた、と思った。

その後は、チケットの当落に一喜一憂し、代々木の初日が取れないことに絶望しながら、更に仕事は忙しくなって、夜中までの残業と休日出動と、うまくいかない人間関係で、一時期は毎日のように家で泣き、睡眠時間は短いのに酒を飲まないと眠れない日々を過ごしつつ、それでもイエローモンキーを見るまでは死ねない、と這うように生きた。

2016年5月11日は、結局職場にいた。

次の日のチケットは手に入れることができたので、その休みをもぎ取るために残業をしないといけなかったけど、1曲目生中継の時間は、誰もいない会議室にスマホを持ってひとりで篭り、そのときを待った。

鳥肌が立った。

あんなに大好きなイエローモンキーが、カッコいいまま、いや、なんなら更にカッコよくなって帰ってきた。

涙も出てきて、しばらく会議室から出られなかった。幸せだと思った。

その場所にいられなかったのは、ほんとに残念だったけど、でも、同じ時代にまた居られる。

またイエローモンキーを観ることが、聴くことができる。

こんな幸せなことが起こるんだ、と思った。

次の日の代々木は、何を聴いても大興奮で、たまに涙も出たけど、それ以上に楽しくて、でも、テンション上がりすぎて、細かいことはあんまり覚えてない。

叶わないと思ってたいくつかの夢のうち、1つが叶った日。「もう一度、THE YELLOW MONKEYのライブに行きたい」

アリーナツアーは、その後広島2daysと福岡2daysに行った。

もっと行きたかったけど、仕事の関係で諦めざるをえなかった。だけど、これだけ行けただけでも幸せだと思う。

特に福岡は、普段さっぱりチケット運がない私とは思えないくらい良席で、こんな近くで見られるなんて…!と失神しそうだった。

ただ、福岡が終わって、埼玉も横浜も福島も北海道も行けない…フェスも行けない…またしばらく見られないのか…と思っていたら、ホールツアーが発表になり、なんと長崎が入っていた。

これは行くしかないと思った。そして、チケットを手にすることができた。

叶わないと思ってた夢のうち、また1つが叶った。

「長崎でTHE YELLOW MONKEYを観る」

中学・高校のときも、イエローモンキーは長崎に来てくれた。

うちの親は、県外のライブは絶対に認めてくれなかったけど、長崎なら、許してくれた。

でも、ファンクラブに入ることは禁止だった。一般発売でがんばったけど、運のない私はチケットを手に入れることができなかった。(実際にあの頃のイエローモンキーのライブが、一般発売でどのくらいチケットが手に入るものだったのかはよくわからないけど、あんなに取れないものだったんだろうか…運が悪すぎたんだろうか…)

その頃は、インターネットも今のように好きなだけ使えたわけではなく、親の部屋にあるパソコンで、チケットを譲ってくれる人を探すなんてこともできなかった。

大好きなバンドが長崎に来てくれるのに、それを観に行けないのはすごく辛かった。

今、長崎で観ることができても、昔観られなかったということを忘れられるわけではないし、その時にしか観られないものを観るチャンスを奪った(と私は今でも思ってる)親のことは、その一点に関しては、たぶん一生許さないけど、だけど、それでも、少しは気持ちが楽になった気がする。

他の土地で観るのとは違う感慨深さがあったし、長崎のことをメンバーも好いてくれているのが伝わって、単純に嬉しかった。

ホールツアーは、何故か大分もチケットが取れて、運使い果たしてる…?と心配になりつつ、使い果たしてるなら尚更、と、存分に楽しんだ。

そして、12月28日のメカラウロコ。

ここでまた、私の夢が叶う。

THE YELLOW MONKEY日本武道館で観る」

「メカラウロコに行く」

正確には、メカラウロコには行ったことがある。東京ドームでのメカラウロコ8。

だけど、12月28日、という日付のメカラウロコが大事だった。

だけど、同じ想いの人がいっぱいいるのはわかってて、チケットが取れる気はしなかった。

代々木初日と同じで、かなり厳しいだろう…と思いつつ、発表を待った。

当選がわかったときには、喜ぶ前に呆然とした。

こんなことがあるのか…と思った。

代々木初日が外れたときには、これだけの気持ちを持ってても、なんで報われないんだろう、と泣いたけど、メカラウロコが当たると、私で良かったのか?とも思えたので、不思議だった。

けど、だからこそ、全力で行かなくては!と思った。

仕事は1年経っても楽にはならなくて、休日出動はほぼしなくて済むようになったけど、夜遅くまでの残業は毎日続いてて、そんな中で仕事納めの日に休むなんて、なかなか無謀…と思いつつ、そこを休むためなら、どんだけでもがんばるよ!!とがむしゃらだった。

初めてのメカラウロコは、北西2階の後ろの方で、全然よく見えなかった。

なんならヒーセと鶴ちゃんは姿すら見えないことがほとんどだった。

THE YELLOW MONKEYの電飾に至っては、一切文字が認識できなかった。

それでも、あの場にいることができて、それが幸せで、泣いたり笑ったりで忙しかった。

この1年のライブ納めが、メカラウロコでよかった。

あー、幸せだったー、と余韻に浸る間もなく発表された、来年の東京ドーム。

2017年のTHE YELLOW MONKEYは、どんな世界を見せてくれるんだろう。

何をやってくれるんだろう。

なんであっても、全力でついていくよ。

人生の半分以上の時間を、THE YELLOW MONKEYのファンとして過ごしてきて、バンドがいなくなってしまっても、他にも好きなバンドはたくさんいても、心の中の一番は一度も譲ることがなかった。

ほとんど叶わないと思ってた夢を、それでも持ち続けてよかった。

ファンでい続けてよかった。

仮にファンをやめろと言われても、やめられるとは思えないけど、それでも、ずっとファンでいてよかったって思うし、きっとこれからも、ずっと大好きだ。

去年までは叶わないと思ってた密かな夢は、まだまだある。

それがまた今夜、もうひとつ叶う。

紅白歌合戦、初出場おめでとう。

しかも「JAM」

こんな幸せなことってあるかな。

1年の締めくくり。

2016年は、ほんとにスーパーに最高な1年だ!